【9月権利確定】株主優待がある割安高配当株7選【2024年最新版】

9月権利確定の株主優待がある割安高配当株 株式投資

 今回は、9月権利確定の割安な高配当株のなかから株主優待がある銘柄を6つご紹介します。

しおり
しおり

株主優待は税金がかからないからお得感がありますね。

9月権利確定の優待がある割安高配当株7選

今回の選定基準
  • 9月権利確定の銘柄
  • 総合3%以上(優待+配当)
  • 40万円以内で優待がもらえる
  • 10年以上減配・無配無し
  • 過去10年平均PERより低い
  • 売上・EPSが右肩上がり
  • 有利子負債比率30%以下
  • 営業CFがプラス
要約AI
要約AI

財務やキャッシュフローも健全だから、長期保有にも向いています。

しおり
しおり

ただし、情報は古くなっている可能性があります。

最終的な確認や売買判断は、ご自身でおこなってください。

(2335)キューブシステム

 キューブシステムは、主に金融・流通・通信業界向けのシステム構築を手掛ける企業です。

 特にプロジェクト管理能力に定評があり、システムインテグレーションサービスを中心に提供しています。

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 過去3年間の売上の伸び率は、1.17倍。

 ROEは、11.15%で、ROAは、8.49%。

 営業利益率は、8.51%となっています。

キューブシステム

 現在のPERは、14.80倍で、過去10年間の平均PERは、17.14倍。

 今期予想EPS73.33円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約1,257円と、長期的に割安と判断できます。

 株価チャートは、2020年にピークをつけてはいますが、長期的に右肩上がりとなっています。

キューブシステム

 財務状況は、自己資本比率が約75.1%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は2.3億円で、有利子負債比率は2.27%と、健全と言えます。

キューブシステム

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

キューブシステム

 配当金は、1株当たり40円で、6年連続増配を続けています。

 なお、2024年に減配しているように見えますが、これは2023年に記念配24円があったためです。

 過去10年間の増配率は、約2.86倍。

 配当性向は、約49.7%で、利回りは約4.15%です。

キューブシステム

 配当方針については、有価証券報告書より、連結配当性向を40%から50%に引き上げるとしています。

キューブシステム

 配当の権利確定月は、3月と9月です。

キューブシステム

 株主優待は、200株以上でJCBギフトカード1,000円相当がもらえます。

 必要最低資金は、約217,000円で、優待利回りは約0.46%

 配当と合わせた総合利回りは約4.13%になります。

 優待がもらえる権利確定月は、9月のみです。

キューブシステム

(2733)あらた

 あらたは、日用品卸最大手級の企業で、ダイカ・伊藤伊・サンビックの統合によって設立されました。

 独立系であり、プライベートブランド品の開発も手がけています

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 過去3年間の売上の伸び率は、1.13倍。

 ROEは、9.95%で、ROAは、3.37%。

 営業利益率は、1.68%となっています。

あらた

 現在のPERは、10.90倍で、過去10年間の平均PERは、11.95倍。

 今期予想EPS328.01円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約3,920円と、長期的に割安と判断できます。

 株価チャートは、2018年にピークをつけていましたが、現状はその高値に迫っています。

あらた

 財務状況は、自己資本比率が約34.6%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は325億円で、有利子負債比率は29.6%と、健全と言えます。

あらた

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

あらた

 配当金は、1株当たり102円で、10年連続増配を続けています。

 過去10年間の増配率は、約3.71倍。

 配当性向は、約28.2%で、利回りは約2.84%です。

あらた

 配当方針については、有価証券報告書より、安定配当を考慮しながらも、配当性向のさらなる向上を目指すとしています。

あらた

 配当の権利確定月は、3月と9月です。

あらた

 株主優待は、100株以上でクオカード1,000円相当が年2回もらえます。

 必要最低資金は、約359,500円で、優待利回りは約0.56%

 配当と合わせた総合利回りは約3.40%になります。

 優待がもらえる権利確定月は、3月と9月です。

あらた

(3371)ソフトクリエイトHD

 ソフトクリエイトHDは、システムインテグレーション・ECソリューション、ワークフロー・コンテンツマーケティング・ビジュアルマーケティングを展開し、IT戦略のベストパートナーとしてお客様を支援しています。

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 過去3年間の売上の伸び率は、1.42倍。

 ROEは、18.11%で、ROAは、11.23%。

 営業利益率は18.27%となっています。

ソフトクリエイトHD

 現在のPERは、12.50倍で、過去10年間の平均PERは、17.84倍。

 今期予想EPS137.48円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約2,453円と、長期的に割安と判断できます。

 株価チャートは、長期的に右肩上がりとなっています。

ソフトクリエイトHD

 財務状況は、自己資本比率が約59.4%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債はなく、健全と言えます。

ソフトクリエイトHD

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

ソフトクリエイトHD

 配当金は、1株当たり55円で、5年連続増配を続けています。

 過去10年間の増配率は、約5.50倍。

 配当性向は、約37.0%で、利回りは約3.20%です。

ソフトクリエイトHD

 配当方針については、有価証券報告書より、業績に応じた配当を継続的に行うとしています。

ソフトクリエイトHD

 配当の権利確定月は、3月と9月です。

ソフトクリエイトHD

 株主優待は、100株以上でクオカード500円相当が年2回もらえます。

 必要最低資金は、約172,200円で、優待利回りは約0.58%

 配当と合わせた総合利回りは約3.78%になります。

 優待がもらえる権利確定月は、3月と9月です。

ソフトクリエイトHD

(3771)システムリサーチ

 システムリサーチは、独立系のシステムインテグレーター企業であり、製造業を中心に企業向けの情報システムの構築や保守・運用を提供しています。

 特にトヨタ自動車グループ向けの案件が約3割を占めています。

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 過去3年間の売上の伸び率は、1.45倍。

 ROEは、22.05%で、ROAは、14.76%。

 営業利益率は、11.54%となっています。

システムリサーチ

 現在のPERは、11.1倍で、過去10年間の平均PERは、13.14倍。

 今期予想EPS132.68円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約1,743円と、長期的に割安と判断できます。

 株価チャートは、長期的に右肩上がりとなっています。

システムリサーチ

 財務状況は、自己資本比率が約65.0%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は14.4億円で、有利子負債比率は13.72%と、健全と言えます。

システムリサーチ

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

システムリサーチ

 配当金は、1株当たり40円で、増配傾向を続けています。

 過去10年間の増配率は、約5.33倍。

 配当性向は、約33.9%で、利回りは約2.72%です。

システムリサーチ

 配当方針については、有価証券報告書より、配当性向40%を目標としています。

システムリサーチ

 配当の権利確定月は、3月のみの一括配当です。

システムリサーチ

 株主優待は、100株以上でクオカード1,000円相当がもらえます。

 必要最低資金は、約147,100円で、優待利回りは約0.68%

 配当と合わせた総合利回りは約3.40%になります。

 優待がもらえる権利確定月は、9月のみです。

システムリサーチ

(3837)アドソル日進

 アドソル日進は、電力やガスなどの社会インフラ向けのシステム開発に強みを持っています。デジタルトランスフォーメーション関連の案件が増加しており、グローバルでの協業を強化しています。

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 過去3年間の売上の伸び率は、1.23倍。

 ROEは、15.17%で、ROAは、10.91%。

 営業利益率は、10.87%となっています。

アドソル日進

 現在のPERは、15.3倍で、過去10年間の平均PERは、23.12倍。

 今期予想EPS117.81円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約2,724円と、長期的に割安と判断できます。

 株価チャートは、2021年にピークをつけ、2022年12月に底をつけてからは上昇トレンドに転じています。

アドソル日進

 財務状況は、自己資本比率が約70.1%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債はなく、健全と言えます。

アドソル日進

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

アドソル日進

 配当金は、1株当たり50円で、15年連続増配を続けています。

 過去10年間の増配率は、約3.85倍。

 配当性向は、約40.9%で、利回りは約2.76%です。

アドソル日進

 配当方針については、有価証券報告書より、累進かつ連続増配、配当性向40%以上を前提としています。

アドソル日進

 配当の権利確定月は、3月と9月です。

アドソル日進

 株主優待は、200株以上でクオカード500円相当が年2もらえます。

 必要最低資金は、約362,400円で、優待利回りは約0.28%

 配当と合わせた総合利回りは約3.04%になります。

 優待がもらえる権利確定月は、3月と9月です。

アドソル日進

(4732)ユー・エス・エス

 ユー・エス・エスは、中古車オークション会場の運営を主力事業としている企業です。

 特に、中古車買取専門店『ラビット』の運営もおこなっており、業界内での地位を確立しています。

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 過去3年間の売上の伸び率は、1.17倍。

 ROEは、18.46%で、ROAは、13.56%。

 営業利益率は、51.17%となっています。

ユー・エス・エス

 現在のPERは、18.20倍で、過去10年間の平均PERは、21.15倍。

 今期予想EPS74.93円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約1,585円と、長期的に割安と判断できます。

 株価チャートは、長期的に右肩上がりとなっています。

ユー・エス・エス

 財務状況は、自己資本比率が約72.0%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は25.9億円で、有利子負債比率は1.32%と、健全と言えます。

ユー・エス・エス

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

ユー・エス・エス

 配当金は、1株当たり41.2円で、25年連続増配を続けています。

 過去10年間の増配率は、約2.02倍。

 配当性向は、約55.1%で、利回りは約3.02%です。

ユー・エス・エス

 配当方針については、有価証券報告書より、連結配当性向を55%以上としています。

ユー・エス・エス

 配当の権利確定月は、3月と9月です。

ユー・エス・エス

 株主優待は、100株以上でクオカード500円相当が年2回もらえます。

 必要最低資金は、約136,650円で、優待利回りは約0.73%

 配当と合わせた総合利回りは約3.75%になります。

 優待がもらえる権利確定月は、3月と9月です。

ユー・エス・エス

(9368)キムラユニティー

 キムラユニティーは、愛知県を基盤とする企業で、トヨタの部品包装を主力事業としています。

 また、カーリースや車両整備などの自動車サービスも提供し、中国での事業基盤を拡大しているようです。

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 過去3年間の売上の伸び率は、1.10倍。

 ROEは、8.47%で、ROAは、5.12%。

 営業利益率は、6.98%となっています。

キムラユニティー

 現在のPERは、10.10倍で、過去10年間の平均PERは、10.11倍。

 今期予想EPS152.67円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約1,543円と、長期的に割安と判断できます。

 株価チャートは、長期的に右肩上がりとなっています。

キムラユニティー

 財務状況は、自己資本比率が約59.8%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は50.4億円で、有利子負債比率は13.04%と、健全と言えます。

キムラユニティー

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

キムラユニティー

 配当金は、1株当たり60円で、7年連続増配を続けています。

 過去10年間の増配率は、約4.44倍。

 配当性向は、約38.2%で、利回りは約3.90%です。

キムラユニティー

 配当方針については、有価証券報告書より、連結配当性向40%を目標としています。

キムラユニティー

 配当の権利確定月は、3月と9月です。

キムラユニティー

 株主優待は、200株以上で全国共通おこめ券2kg相当が年2回もらえます。

 必要最低資金は、約307,400円で、優待利回りは約0.56%

 配当と合わせた総合利回りは約4.46%になります。

 優待がもらえる権利確定月は、3月9月です。

キムラユニティー

9月権利確定の株主優待がある割安高配当株:まとめ

 各おすすめ銘柄の優待内容などを列挙します。

証券コード銘柄名配当利回り必要株数優待内容優待利回り総合利回り
2335キューブシステム3.69%200株以上JCB ギフトカード
1,000円相当
0.46%4.15%
2733あらた2.84%100株以上クオカード
1,000円相当×年2回
0.56%3.40%
3371ソフトクリエイトHD3.20%100株以上クオカード
500円相当×年2回
0.58%3.78%
3771システムリサーチ2.72%100株以上クオカード
1,000円相当
0.68%3.40%
3837アドソル日進2.76%200株以上クオカード
500円相当×年2回
0.28%3.04%
4732ユー・エス・エス3.02%100株以上クオカード
500円相当×年2回
0.73%3.75%
9368キムラユニティー3.90%200株以上おこめ券
2kg相当×年2回
0.56%4.46%
2024年9月3日時点

 9月の権利付最終売買日は、9月26日(木)です。

 日が近づくと株価が上がりやすいので、欲しい人は早めに買いましょう。

 以上、9月は権利確定の銘柄がたくさんあるので、複数回のシリーズに分けて投稿しています。

要約AI
要約AI

累進配当を宣言している高配当株も紹介しますので、気になる人はお気に入り登録をしてお待ちください。

しおり
しおり

本記事の内容は、youtubeでも視聴することができます。

HOMEへ戻る

コメント

タイトルとURLをコピーしました