【9月権利確定】小型割安高配当銘柄8選【2024年最新版】

9月権利確定の小型割安高配当株 株式投資

 今回は、9月権利確定の小型株のなかから割安な高配当株を8銘柄ご紹介します。

9月権利確定の小型割安高配当株8選

今回の選定基準
  • 9月権利確定の銘柄
  • 小型株(時価総額1,000億円未満)
  • 利回り3%以上
  • 過去10年平均PERより低い
  • 売上・EPSが右肩上がり
  • ROE・ROA・営業利益率が10%以上
  • 10年以上減配・無配無し
  • 財務健全
  • 営業CFがプラス
要約AI
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大型株の紹介ではROEやROAなどは加味していませんでしたが、小型株は成長もしてほしいので追加しています。

しおり
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より厳しい条件にしているのですね。

要約AI
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ただし、情報は古くなっている可能性があります。

最終的な確認や売買判断は、ご自身でおこなってください。

(3371)ソフトクリエイトHD

 ソフトクリエイトHDは、システムインテグレーション・ECソリューション、ワークフロー・コンテンツマーケティング・ビジュアルマーケティングを展開し、IT戦略のベストパートナーとしてお客様を支援しています。

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 過去3年間の売上の伸び率は、1.42倍。

 ROEは、18.11%で、ROAは、11.23%。

 営業利益率は18.27%となっています。

ソフトクリエイトHD

 現在のPERは、12.3倍で、過去10年間の平均PERは、17.84倍。

 今期予想EPS137.48円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約2,453円と、長期的に割安と判断できます。

 株価チャートは、長期的に右肩上がりとなっています。

ソフトクリエイトHD

 財務状況は、自己資本比率が約59.4%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債はなく、健全と言えます。

ソフトクリエイトHD

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

ソフトクリエイトHD

 配当金は、1株当たり55円で、5年連続増配を続けています。

 過去10年間の増配率は、約5.50倍。

 配当性向は、約37.0%で、利回りは約3.25%です。

ソフトクリエイトHD

 配当方針については、有価証券報告書より、業績に応じた配当を継続的に行うとしています。

ソフトクリエイトHD

 株主優待もあり、100株以上保有で500円相当のクオカードがもらえます。

ソフトクリエイトHD

 権利確定月は、3月と9月です。

ソフトクリエイトHD

(3834)朝日ネット

 朝日ネットは、独立系のISPとして大手の地位を確立しています。

 アサヒネットの運営をおこなっており、インターネット接続サービスに加えて、大学向けの教育支援サービス『マナバ』も提供しています。

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 過去3年間の売上の伸び率は、1.10倍。

 ROEは、12.65%で、ROAは、10.91%。

 営業利益率は17.19%となっています。

朝日ネット

 現在のPERは、11.7倍で、過去10年間の平均PERは、16.81倍。

 今期予想EPS57.5円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約967円と、長期的に割安と判断できます。

 株価チャートは、2020年にピークを迎えていますが、その後2022年以降は緩やかな右肩上がりとなっています。

朝日ネット

 財務状況は、自己資本比率が約87.6%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債はなく、健全と言えます。

朝日ネット

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

朝日ネット

 配当金は、1株当たり24円で、6年連続増配を続けています。

 過去10年間の増配率は、約1.33倍。

 配当性向は、約49.5%で、利回りは約3.56%です。

朝日ネット

 配当方針については、有価証券報告書より、安定した配当を継続的に行うとしています。

朝日ネット

 権利確定月は、3月と9月です。

朝日ネット

(3844)コムチュア

 コムチュアは、主にSIサービスを提供しており、クラウドコンピューティングやITコンサルティング、DXなどの分野で活躍しています。

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 過去3年間の売上の伸び率は、1.51倍。

 ROEは、19.18%で、ROAは、14.16%。

 営業利益率は13.00%となっています。

コムチュア

 中期経営計画によると、2032年3月期に売上高1,000億円を目標に掲げ、2027年3月期には500億円の売上を計画しています。

コムチュア
コムチュア

 現在のPERは、16.2倍で、過去10年間の平均PERは、26.89倍。

 今期予想EPS101.94円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約2,741円と、長期的に割安と判断できます。

 株価チャートは、2021年12月をピークに下落トレンドとなっています。

しおり
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すぐに買い向かうのではなく、ゴールデンクロスするまで待ちたいですね。

コムチュア

 財務状況は、自己資本比率が約71.7%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は2億円で、有利子負債比率は1.19%と、健全と言えます。

コムチュア

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

コムチュア

 配当金は、1株当たり48円で、19年連続増配を続けています。

 過去10年間の増配率は、約4.36倍。

 配当性向は、約46.8%で、利回りは約2.94%です。

コムチュア

 配当方針については、有価証券報告書より、配当性向45%以上を目標としています。

コムチュア

 株主優待もあり、300株以上保有で1,000円相当のクオカードがもらえます。

コムチュア

 権利確定月は、3月・6月・9月・12月です。

コムチュア

(3924)ランドコンピュータ

 ランドコンピュータは、独立系のSIで、システム導入・コンサルティング・販売・運用・保守などのサービスを提供しています。

 特に金融・流通・文教向けのシステムに強みを持っています。

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 過去3年間の売上の伸び率は、1.50倍。

 ROEは、23.56%で、ROAは、15.53%。

 営業利益率は12.9%となっています。

ランドコンピュータ

 中期経営計画によると、2026年3月期には150億円の売上高を計画しています。

ランドコンピュータ

 現在のPERは、10.8倍で、過去10年間の平均PERは、18.76倍。

 今期予想EPS70.58円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約1,324円と、長期的に割安と判断できます。

 株価チャートは、長期的にカップウィズハンドルが形成されそうになっています。

ランドコンピュータ

 カップウィズハンドルは、チャートパターンのひとつです。

 価格が上昇した後、アーチ状に緩やかに下落し、再び上昇する形を取ります。

しおり
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取っ手付きのカップに似ているから、この名前がついたのですね。

 このパターンは、株価が一度下落して底を打ち、その後再び上昇する際に形成されます。

 特に、上昇トレンドの初動を捉えるために使われることが多く、投資家にとって重要なシグナルとなります。

カップウィズハンドル

 財務状況は、自己資本比率が約66.1%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債はなく、健全と言えます。

ランドコンピュータ

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

ランドコンピュータ

 配当金は、1株当たり36円で、4年連続増配を続けています。

 過去10年間の増配率は、約6.47倍。

 配当性向は、約50.9%で、利回りは約4.72%です。

ランドコンピュータ

 配当方針については、中期経営計画より、2024年3月期から2026年3月期までの3期間において、連結配当性向50%以上還元としています。

ランドコンピュータ

 権利確定月は、3月と9月です。

ランドコンピュータ

(7191)イントラスト

 イントラストと、家賃債務保証・医療介護費保証など、総合保証サービスを提供しています。

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 過去3年間の売上の伸び率は、2.06倍。

 ROEは、22.29%で、ROAは、14.13%。

 営業利益率は22.68%となっています。

イントラスト

 現在のPERは、12.3倍で、2016年12月上場以来の平均PERは、20.48倍。

 今期予想EPS61.23円と、上場以来の平均PERから計算すると、適正価格は約1,254円と、長期的に割安と判断できます。

 株価チャートは、1,100円を上限に、三角持ち合いのような形をしています。

しおり
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業績とともにうわ抜けるかもしれませんね。

イントラスト

 財務状況は、自己資本比率が約63.1%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債はなく、健全と言えます。

イントラスト

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

イントラスト

 配当金は、1株当たり25円で、6年連続増配を続けています。

 2016年12月上場以来からの増配率は、約6.25倍。

 配当性向は、約32.8%で、利回りは約3.31%です。

イントラスト

 配当方針については、有価証券報告書より、配当性向を40%~60%の範囲とし、2027年3月期の配当性向について、60%を目標としています。

イントラスト

 株主優待もあり、100株以上保有で500円相当のクオカードがもらえます。

イントラスト

 権利確定月は、3月と9月です。

イントラスト

(7367)セルム

 セルムは、主に人材育成や、組織開発のコンサルティングサービスを提供しています。

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 過去3年間の売上の伸び率は、1.23倍。

 ROEは、25.73%で、ROAは、16.59%。

 営業利益率は13.74%となっています。

セルム

 現在のPERは、12.0倍で、2021年4月上場以来の平均PERは、18.33倍。

 今期予想EPS63.82円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約1,170円と、長期的に割安と判断できます。

 株価チャートは、2023年6月にピークをつけているものの、長期的には右肩上がりとなっています。

セルム

 財務状況は、自己資本比率が約62.4%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は5.61億円で、有利子負債比率は18.47%と、健全と言えます。

セルム

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

セルム

 配当金は、1株当たり13円で、4年連続増配を続けています。

 2021年4月上場以来からの増配率は、約2.88倍。

 配当性向は、約34.9%で、利回りは約3.42%です。

セルム

 配当方針については、有価証券報告書より、配当性向35%から40%程度を基準とした安定的かつ継続的な配当を行うとしています。

セルム

 権利確定月は、3月と9月です。

セルム

(7374)コンフィデンス・インターワークス

 コンフィデンス・インターワークスは、主にゲーム業界や製造業界向けに人材紹介や人材派遣、求人メディア運営などのサービスを提供しています。

 経済産業省指定のリスキリングに関する補助事業者に「DX推進人材育成」分野で採択もされています。

コンフィデンスインターワークス

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 過去3年間の売上の伸び率は、2.03倍。

 ROEは、17.24%で、ROAは、14.05%。

 営業利益率は15.56%となっています。

コンフィデンスインターワークス

 現在のPERは、12.7倍で、2021年6月上場以来の平均PERは、15.78倍。

 今期予想EPS144.04円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約2,273円と、長期的に割安と判断できます。

 株価チャートは、上場以来下げ続けていましたが、1,400円付近を底に横ばいとなっています。

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何か材料が出れば、一気に株価が上昇するかもしれませんね。

コンフィデンスインターワークス

 財務状況は、自己資本比率が約82.7%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は1,200万円で、有利子負債比率は0.2%と、健全と言えます。

コンフィデンスインターワークス

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

コンフィデンスインターワークス

 配当金は、1株当たり65円で、4年連続増配を続けています。

 2021年6月上場以来からの増配率は、約1.63倍。

 配当性向は、約45.1%で、利回りは約3.53%です。

コンフィデンスインターワークス

 配当方針については、同社ホームページより、配当性向30%超、中期的な目標としてDOE10%超としています。

コンフィデンスインターワークス

 権利確定月は、3月と9月です。

コンフィデンスインターワークス

(9769)学究社

 学究社は、首都圏を中心に学習塾、「ena」を運営しており、中学・高校・大学受験の指導をおこなっています。

 また、北米や欧州にも事業を展開しています。

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 過去3年間の売上の伸び率は、1.12倍。

 ROEは、32.92%で、ROAは、20.65%。

 営業利益率は21.12%となっています。

学究社

 現在のPERは、11.0倍で、過去10年間の平均PERは、14.24倍。

 今期予想EPS182.00円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約2,592円と、長期的に割安と判断できます。

 株価チャートは、2020年3月に底をつけ、そこからは右肩上がりとなっています。

学究社

 財務状況は、自己資本比率が約59.5%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は14.6億円で、有利子負債比率は22.49%と、健全と言えます。

学究社

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

学究社

 配当金は、1株当たり87円で、増配傾向を続けています。

 過去10年間の増配率は、約1.45倍。

 配当性向は、約51.8%で、利回りは約4.30%です。

学究社

 配当方針については、有価証券報告書より、業績に対応した成果の配分を行うとしています。

学究社

 権利確定月は、3月と9月です。

学究社

9月権利確定の小型割安高配当銘柄:まとめ

 各おすすめ銘柄の利回りを列挙します。

証券コード銘柄名時価総額配当利回りROE・ROA現在株価適正株価
3371ソフトクリエイトHD469億円3.23%18.11%
11.23%
1,691円2,453円
3834朝日ネット214億円3.56%12.62%
10.91%
675円967円
3844コムチュア532億円2.94%19.18%
14.16%
1,635円2,741円
3924ランドコンピュータ137億円4.72%23.56%
15.53%
762円1,324円
7191イントラスト168億円3.31%22.20%
14.13%
756円1,254円
7367セルム99.5億円3.42%25.73%
16.59%
761円1,170円
7374コンフィデンス・インターワークス122億円3.53%17.24%
14.05%
1,841円2,273円
9769学究社220億円4.30%32.92%
20.60%
2,021円2,592円
2024年8月30日時点

 9月の権利付最終売買日は、9月26日(木)です。

 日が近づくと株価が上がりやすいので、欲しい人は早めに買いましょう。

 以上、9月は権利確定の銘柄がたくさんあるので、複数回のシリーズに分けて投稿しています。

 大型株は公開済みですので、コチラをご覧ください。

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中型株も発信しますので、気になる人はチャンネル登録をしてお待ちください。

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