【決算&上方修正】割安になった高配当株6選(2024年5月7日~5月10日)

割安高配当株 株式投資

 今回は2024年5月7日~5月10日に決算発表か上方修正があり、割安になった高配当株を6銘柄ご紹介します。

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決算で業績などが発表されると株価が動くので、チャンスが増えますね。

今回の話題
  • 割安高配当株の選定基準。
  • 割安高配当株6選。
要約AI
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この記事を読めば、高配当株を割安で買え、配当をもらいつつ、将来的なキャピタルゲインも狙えるでしょう。

第1話:割安高配当株の選定基準

今回の選定基準
  • 2024年5月7日~5月10日の間に、決算か上方修正が発表された。
  • 利回り3%以上。
  • 10年以上減配・無配無し。
  • PERが過去平均より低く、適正価格よりも割安になっている。

 PERの過去平均は、『株探』のグラフ内平均PERで確認しました。

 2020年からの平均と、2023年からの平均を確認し、いずれも平均を下回っていれば、長期的にも短期的にも割安と判断しました。

 適正価格は直近予想のEPSと2023年からの平均PERから算出しています。

第2話:割安高配当株6選

 それでは割安高配当株を紹介します。

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ただし、情報は古くなっている可能性があります。

最終的な確認や売買判断は、ご自身で行ってください。

(2344)平安レイサービス

 平安レイサービスは、神奈川県を拠点とする冠婚葬祭サービスの大手企業です。

 特に、小邸宅型の貸し切り葬祭ホールの育成に力を入れており、葬祭事業が同社の主力事業となっています。

 2024年5月7日に決算の発表があり、今期経常は9%増益、前期配当を1円増額・今期は3円増配へとなっています。

平安レイサービス

 この発表を受けてPERは8.60倍となりました。

 2020年からの平均PERは10.89倍、2023年からの平均PERは8.85倍なので、割安と判断できます。

平安レイサービス
平安レイサービス

 売上高とEPSは右肩上がり。

平安レイサービス
平安レイサービス

 2025年の予想EPS104.6円と、直近の平均PER8.85倍から適正価格を計算すると、約926円になります。

平安レイサービス

 配当金は1株当たり33円で、利回りは約3.67%です。

 配当性向は約40.9%で、2020年に減配しているように見えますが、これは記念配当があったためです。

平安レイサービス

 権利確定月は3月と9月です。

平安レイサービス

(4732)ユー・エス・エス

 ユー・エス・エスは、中古車オークション会場の運営を主力事業としている企業です。

 特に、中古車買取専門店『ラビット』の運営も行っており、業界内での地位を確立しています。

 2024年5月8日に決算の発表があり、今期経常は5%増で4期連続最高益、前期配当を2.3円増額・今期は実質増配となっています。

ユー・エス・エス

 この発表を受けてPERは17.80倍となりました。

 2020年からの平均PERは19.92倍、2023年からの平均PERは19.26倍なので、割安と判断できます。

ユー・エス・エス
ユー・エス・エス

 売上高とEPSは右肩上がり。

ユー・エス・エス
ユー・エス・エス

 2025年の予想EPS72.9円と、直近の平均PER19.26倍から適正価格を計算すると、約1,404円になります。

ユー・エス・エス

 配当金は1株当たり40.2円で、利回りは約3.04%です。

 配当性向は約55.1%で、26年連続増配を続けています。

ユー・エス・エス

 権利確定月は3月と9月です。

ユー・エス・エス

(8059)第一実業

 第一実業は、エンジニアリング商社として知られており、化学プラントやリチウムイオン電池製造装置・半導体・実装機など幅広い分野で事業を展開しています。

 2024年5月9日に決算の発表があり、今期経常は14%増で2期連続最高益、実質増配となっています。

第一実業

 この発表を受けてPERは8.40倍となりました。

 2020年からの平均PERは10.31倍、2023年からの平均PERは11.01倍なので、割安と判断できます。

第一実業

 売上高とEPSは右肩上がり。

第一実業
第一実業

 2025年の予想EPS230.2円と、直近の平均PER11.01倍から適正価格を計算すると、約2,535円になります。

第一実業

 配当金は1株当たり72円で、利回りは約3.25%です。

 配当性向は約30.1%で、増配傾向を続けています。

第一実業

 権利確定月は3月と9月です。

第一実業

(3837)アドソル日進

 アドソル日進は、電力やガスなどの社会インフラ向けのシステム開発に強みを持っています。

 DX関連の案件が増加しており、グローバルでの協業を強化しています。

 2024年5月9日に決算の発表があり、今期経常は4%増で2期連続最高益、前期配当を1円増額・今期は7円増配となっています。

アドソル日進

 この発表を受けてPERは15.10倍となりました。

 2020年からの平均PERは22.13倍、2023年からの平均PERは17.19倍なので、割安と判断できます。

アドソル日進
アドソル日進

 売上高とEPSは右肩上がり。

アドソル日進
アドソル日進

 2025年の予想EPS108.4円と、直近の平均PER17.19倍から適正価格を計算すると、約1,863円になります。

アドソル日進

 配当金は1株当たり50円で、利回りは約3.08%です。

 配当性向は約40.9%で、16年連続増配を続けています。

アドソル日進

 権利確定月は3月と9月です。

アドソル日進

(3834)朝日ネット

 朝日ネットは、独立系のインターネットサービスプロバイダとして大手の地位を確立しています。

 同社はASAHIネットの運営を行っており、インターネット接続サービスに加えて、大学向けの教育支援サービス『マナバ』も提供しています。

 2024年5月9日に決算の発表があり、今期経常は11%増で5期連続最高益、1円増配となっています。

朝日ネット

 この発表を受けてPERは11.60倍となりました。

 2020年からの平均PERは15.18倍、2023年からの平均PERは12.44倍なので、割安と判断できます。

朝日ネット
朝日ネット

 売上高とEPSは右肩上がり。

朝日ネット
朝日ネット

 2025年の予想EPS55.5円と、直近の平均PER12.44倍から適正価格を計算すると、約690円になります。

朝日ネット

 配当金は1株当たり24円で、利回りは約3.74%です。

 配当性向は約49.5%で、増配傾向を続けています。

朝日ネット

 権利確定月は3月と9月です。

朝日ネット

(4674)クレスコ

 クレスコは、受託によるソフトウェア開発を主力とする企業で、特に金融系のシステム開発に強みを持っています。

 また、情報家電などの組み込み開発も手掛けており、独立系のITサービスプロバイダーとして位置づけられています。

 2024年5月10日に決算の発表があり、今期経常は6%増で13期連続最高益、実質増配となっています。

クレスコ

 この発表を受けてPERは10.30倍となりました。

 2020年からの平均PERは12.16倍、2023年からの平均PERは11.09倍なので、割安と判断できます。

クレスコ
クレスコ

 売上高とEPSは右肩上がり。

クレスコ
クレスコ

 2025年の予想EPS194.2円と、直近の平均PER11.09倍から適正価格を計算すると、約2,153円になります。

クレスコ

 配当金は1株当たり76円で、利回りは約3.79%です。

 配当性向は約31.6%で、2019年に減配しているように見えますが、これは記念配当があったためです。

クレスコ

権利確定月は3月と9月です。

クレスコ

割安高配当株7選:まとめ

 各オススメ銘柄の利回りを列挙します。

証券コード銘柄名配当利回り
2344平安レイサービス3.67%
4732ユー・エス・エス3.04%
8059第一実業3.25%
3837アドソル日進3.08%
3834朝日ネット3.74%
4674クレスコ3.79%
2024年5月10日時点

 以上、割安かどうかはタイミング次第なので、チャンスを逃さないようにしましょう。

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