【AIで本要約】「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考|著:井上新八

続ける思考 本要約:哲学・人生・啓発

 今回は『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』について解説します。

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本書は、圧倒的な仕事量でベストセラーを連発するブックデザイナーの井上新八さんが、自身の経験やエピソードを交えながら、継続することの楽しさを伝えています。

著者:井上新八さんのプロフィール

 井上新八さんはフリーランスのブックデザイナーです。

 和光大学を卒業後、新聞社で編集者を務めました。

 その後、2001年に独立してフリーランスになり、サンクチュアリ出版を中心に多くの本のデザインを手がけています。

 年間に約200冊の本のデザインを一人でこなすという驚異的な仕事量で知られています。

続ける思考:要約

続ける思考

 井上さんは、継続することを好きになるために、自分の中にある「やりたいこと」や「やるべきこと」に対する苦手意識やプレッシャーをなくしたそうです。

 やる気の問題ではなく、継続できる仕組みをつくったのです。

 習慣化は自動的にやってしまうことですが、継続化は意識的に行います。

 継続は、習慣よりも自由度が高く、自分の好きなことや得意なことを見つけることができると井上さんは言っています。

 本書を読めば、続ける力が身につき、人生を変えるきっかけをつかめるでしょう。

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キャッチコピーをつけるなら『結果よりも続けることにこだわれ!』です。

第1章:続けることへの「苦手」をなくす

 本章では、続けることに対するネガティブなイメージや感情を払拭する方法を紹介しています。

 まず、続けることに対してイヤなイメージを持ってしまう原因はなんでしょう?

 おそらく、続けても結果が出せないからではないでしょうか?

 そんなときは、最初から完璧を求めず、まずはやってみるという気持ちが大切になります。

 それから、続けるためには、結果を追い求めるのではなく、続けること自体を楽めるようにする必要があります。

 そのためには、続けられる仕組みを先に考えましょう。

 例えば、やる時間や場所を決める、やる前や後にご褒美を用意する、やることを記録する、などです。

第2章:続けることは「仕組み」がすべて

 本章では、続けることのコツは、やる気に頼らない仕組みをつくることだと説明しているよ。

 仕組み化のコツは3つ。

 やることを「小さく」「簡単に」「楽しく」することです。

 まず、最初から大きなことをやろうとせず、まずは小さなことからはじめてみましょう。

 だとえば、RPGゲームで、いきなりラスボスを倒しには行かず、まずは弱いモンスターから戦闘を始めるはずです。

 同様に、経験値を積み重ね、レベルアップしていきましょう。

 このとき、完璧にやろうとするよりも、小さく続けて、完了することが重要です。

 スライム相手にMPを大量消費したりせず、コスパ良くたくさん倒して、回数や時間を重ねましょう。

 根詰めてやる必要はありません。1日5分でじゅうぶんです。

 日々今日も継続できたという達成感を得ていれば、続ける意欲が保たれるでしょう。

 しかし、一度中断すると、再開するときが億劫でそのまま止めてしまう方もいるでしょう。そんな人は小さな前置きを作ると良いです。

 ゲームだと、とりあえず電源を入れるという動作などです。

 それだけでやることはやったと言って良いでしょう。

第3章:続けることで「やり抜く力」は身につく

 本章では、続けることで、自分の能力や自信が高まり、やり抜く力が自然と身につくことを示しています。

 ゲームの例えで言うと、毎日セーブしましょう。

 この場合、データを上書きするのではなく、バックアップを取るのです。

 古いデータも残しておくことで、レベルアップしていく過程を確認でき、モチベーションや成果を高めることができます。

 このように、「小さなレベルアップ」を積み重ねて、ゲームをすること自体をゲーム化しましょう。

 やることに対する仕組みをつくることで、続けることの負担や抵抗を減らし、続けることの効果や楽しさを増やすことができます。やり抜く力も自然と身につくでしょう。

第4章:続けるだけで「自分は変わる」

 本章では、続けることで、自分の人生や価値観が変わり、新しい可能性が広がることを伝えています。

 続けていると自分の状況や環境が変わっていくと同時に、自分の中にある「変化」や「成長」を感じることができるでしょう。

 ゲームの例えで言うと、レベルアップすることで行ける場所や倒せるモンスターの種類が増えるわけです。

 こうなると次第に楽しくなっていくでしょうが、しかし「楽しい」は「ラク」とは違います。

 自分の好きなことや楽しいことに打ち込んでいると、自分の中にある「情熱」や「熱意」を燃やすことができます。

 エネルギーを使うのは楽しいですが、決してラクではありません。

 こっちがレベルアップしている分、クエストの難易度も上がっていきます。

 いずれ大きな壁にぶち当たることもあるでしょう

 そんな時は昨日の自分に助けてもらいましょう。

 自分の過去の経験や記憶に頼ることで、自分の中にある「記憶」や「学習」を活かすことができます。

 これまで辿ってきた道のなかに、ヒントが転がっているかもしれませんし、過去に続けてきたという自信が自分の背中を押してくれます。

 コツコツ続けることは、未来への積み立て貯金です。

 今、自分の未来のために投資することで、いつか自分の中にある「希望」や「夢」を実現することができるでしょう。

 しかし、ここでも注意点があります。

 それは、継続を阻む最大の敵は「大きな達成」だということです。

 「大きな達成」を目指しすぎることで、続けることのハードルやプレッシャーを高めることになりかねません。

第5章:続けることで「夢中になれること」を見つける

 本章では、続けることで、自分の好きなことや得意なことを見つけることができることを教えています。

 そのために大事なことは、「なんのため」ではなく、「なんとなく」です。

 ゲームの例えで言うと、ラスボスを倒す以外にもできることがあるということです。

 やることに対する目的や意味を求めずに、ただ「何となく」やってみることで、続けることの自然さや本質を感じることができるのです。

 例えばアイテムをコレクションしたり、本筋とは関係ないサブクエストを楽しむなどです。

 これらは、ラスボスを倒すという目標に対しては無駄な行為ではあるかもしれませんが、ただ「無駄」だと思っても、やってみることで、続けることの可能性や発見を増やすことができます。

 つまらないと切り捨てていたけど、実際にやってみたら思った以上に楽しかったり、苦手だと敬遠していたことが、案外かんたんにできたりとかです。

 そうならなかったとして、好きなものを好きでいるための努力は必要です。

 べつにラスボスを倒すことにこだわらなくても良いのです。

 苦手なことを知れば、好きなことがより好きに思えるかもしれません。

なんの意味もなくても、自分が楽しいと思えればそれで良いのです。

 第6章:続けたなかで「見つけたもの」

 本章では、続けることで、自分の人生や価値観に影響を与えた「見つけたもの」を著者が実体験と共に紹介しています。

 ゲームの例えで言うと、なんの意味もないと思われていたイベントが、じつはラスボス攻略のカギになっていた、なんていうパターンです。

 このように、意味はあとから見つかることもあります。

続ける思考:まとめ

続ける思考
まとめ
  • 続けるためには、すぐに結果を求めない。
  • 続けるためには、「小さく」「簡単に」「楽しく」なるように仕組みをつくる。
  • 続けるためには、小さな成長をコツコツ記録していく。
  • 続けていれば、自分のなかに変化や成長を感じられる。
  • 続けていれば、夢中になれるものが見つかる。
  • 続けていれば、意味はあとからついてくる。

 以上、「続ける」ことは難しいことではなく、楽しいことなんだと思ってもらえれば幸いです。

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まずはなんでもいいから、興味を持ったらとりあえず始めてみて、楽しみながら続けてみましょう!

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