無借金経営(有利子負債0)の割安高配当株7選

無借金経営の割安高配当株 株式投資

 2024年7月31日に、日本銀行の植田総裁が、政策金利を0.25%に引き上げることを決定しました。

 そこで今回は、無借金経営で財務が超優秀な高配当株を7銘柄紹介します。

今回の話題
  • 無借金経営とは
  • 割安高配当株7選
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借金を背負わずに稼ぎ続けている企業であれば、これから迎える金利のある世界でも、安心して保有できますね。

 この記事を読めば、財務が健全な高配当株を割安で仕込むことができるでしょう。

第1話:無借金経営とは

 無借金経営とは、企業が有利子負債(利息を伴う借入金や社債など)を一切持たずに経営を行うことを指します。

 有利子負債とは、利息をつけて返済しなければならない負債のことで、具体的にはこのような項目が含まれます。

有利子負債の種類
  • 短期借入金:返済期限が1年以内の借入金。
  • 長期借入金:返済期限が1年以上の借入金。
  • 社債:企業が資金調達のために発行する債券。
  • コマーシャルペーパー:企業が短期資金調達のために発行する無担保の約束手形。

 これらは、企業の財務状況を評価する際に重要な指標となります。

 特に、利息の支払いが伴うため、企業のキャッシュフローや財務の安定性に影響を与えることがあります。

要約AI
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借金返済に資金を取られてしまうと、会社の成長が妨げられてしまうから、やっぱり財務は安定している方が望ましいですね。

第2話:割安高配当株7選

今回の選定基準
  • 有利子負債が0(無借金)
  • 売上・EPSが右肩上がり
  • 過去10年平均PERよりも割安
  • 利回り3%以上
  • 10年以上減配・無配無し
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ただし、情報は古くなっている可能性があります。

最終的な確認や売買判断は、ご自身で行ってください。

(3834)朝日ネット

 朝日ネットは、独立系のインターネットサービスプロバイダとして大手の地位を確立しています。

 有利子負債はゼロ。

朝日ネット

 売上高とEPSは右肩上がりで、2025年は過去最高予想。

朝日ネット

 2025年の予想EPS57.4円と、過去10年間の平均PERは16.84倍から計算すると、適正価格は約966円と、長期的に割安と判断できます。

朝日ネット

 配当金は1株当たり24円で、利回りは約3.88%です。

 配当性向は約49.5%で、6年連続増配を続けています。

朝日ネット

 権利確定月は3月と9月です。

朝日ネット

(3837)アドソル日進

 アドソル日進は、電力やガスなどの社会インフラ向けのシステム開発に強みを持っています。デジタルトランスフォーメーション関連の案件が増加しており、グローバルでの協業を強化しています。

 有利子負債はゼロ。

アドソル日進

 売上高とEPSは右肩上がりで、2025年は過去最高予想。

アドソル日進

 2025年の予想EPS109.1円と、過去10年間の平均PERは23.15倍から計算すると、適正価格は約2,525円と、長期的に割安と判断できます。

アドソル日進

 配当金は1株当たり50円で、利回りは約3.17%です。

 配当性向は約40.9%で、16年連続増配を続けています。

アドソル日進

 権利確定月は3月と9月です。

アドソル日進

(3924)ランドコンピュータ

 ランドコンピュータは、独立系のシステムインテグレーターとして、コンサルティングからシステム導入、保守管理までを手がける企業です。

 特に金融系のシステムに強みを持ち、富士通が主要な顧客となっています。

 有利子負債はゼロ。

ランドコンピュータ

 売上高とEPSは右肩上がりで、2025年は過去最高予想。

ランドコンピュータ

 2025年の予想EPS70.6円と、過去10年間の平均PERは18.82倍から計算すると、適正価格は約1,328円と、長期的に割安と判断できます。

ランドコンピュータ

 配当金は1株当たり36円で、利回りは約5.03%です。

 配当性向は約40.7%で、4年連続増配を続けています。

ランドコンピュータ

 権利確定月は3月と9月です。

ランドコンピュータ

(3925)ダブルスタンダード

 ダブルスタンダードは、ビッグデータの企業向け分析受託と活用サービス開発を主な事業としています。

 有利子負債はゼロ。

ダブルスタンダード

 売上高とEPSは右肩上がりで、2025年は過去最高予想。

ダブルスタンダード

 2025年の予想EPS129.5円と、過去10年間の平均PERは39.03倍から計算すると、適正価格は約5,054円と、長期的に割安と判断できます。

ダブルスタンダード

 配当金は1株当たり60円で、利回りは約3.88%です。

 配当性向は約45.1%で、10年連続増配を続けています。

ダブルスタンダード

 権利確定月は3月のみの一括配当です。

ダブルスタンダード

(4299)ハイマックス

 ハイマックスは、独立系のSIとして活動しています。

 主に金融・保険・流通・クレジットカード業界を対象としたシステム開発や情報システムの構築を手がけています。

 有利子負債はゼロ。

ハイマックス

 売上高とEPSは右肩上がり。

ハイマックス

 2025年の予想EPS105.2円と、過去10年間の平均PERは13.41倍から計算すると、適正価格は約1,410円と、長期的に割安と判断できます。

ハイマックス

 配当金は1株当たり44円で、利回りは約3.65%です。

 配当性向は約42.7%で、増配傾向を続けています。

ハイマックス

 権利確定月は3月と9月です。

ハイマックス

(4743)アイティフォー

 アイティフォーは、独立系のSIとして位置づけられています。

 ネットワーク構築や延滞債権管理システムなどのソフトウェア開発に強みを持っており、これらの分野での専門性が高いことが特徴です。

 有利子負債はゼロ。

アイティフォー

 売上高とEPSは右肩上がり。

アイティフォー

 2025年の予想EPS101.6円と、過去10年間の平均PERは15.51倍から計算すると、適正価格は約1,575円と、長期的に割安と判断できます。

アイティフォー

 配当金は1株当たり50円で、利回りは約4.04%です。

 配当性向は約39.3%で、2年連続増配を続けています。

アイティフォー

 権利確定月は3月と9月です。

アイティフォー

(9651)日本プロセス

 日本プロセスは、独立系のシステム開発会社です。

 特に自動車関連の組み込みシステムや発電所向けの制御システムで強みを持っています。

 有利子負債はゼロ。

日本プロセス

 売上高とEPSは右肩上がり。

日本プロセス

 2025年の予想EPS78.1円と、2015年12月の上場以来の平均PERは18.01倍から計算すると、適正価格は約1,406円と、長期的に割安と判断できます。

日本プロセス

 配当金は1株当たり52円で、利回りは約4.22%です。

 配当性向は約50.3%で、8年連続増配を続けています。

日本プロセス

 権利確定月は5月と11月です。

日本プロセス

無借金経営の割安高配当株:まとめ

 紹介した割安高配当株を列挙します。

証券コード銘柄名配当利回り
3834朝日ネット3.88%
3837アドソル日進3.17%
3924ランドコンピュータ5.03%
3925ダブルスタンダード3.88%
4299ハイマックス3.65%
4743アイティフォー4.04%
9651日本プロセス4.22%
2024年8月6日時点

 以上、足元の相場では下落が続いていますが、今は売るタイミングではなく、むしろ買うタイミングをうかがうときです。

要約AI
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しっかりと底打ちを確認したら拾っていきたいですね。

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本記事の内容は、youtubeでも視聴することができます。

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