【決算&上方修正】割安になった高配当株13選(20240513~0517)

割安高配当株 株式投資

 今回は、2024年5月13日~5月17日に決算発表か上方修正があり、割安になった高配当株を13銘柄ご紹介します。

しおり
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決算で業績などが発表されると株価が動くので、チャンスが増えますね。

今回の話題
  • 割安高配当株の選定基準
  • 割安高配当株13選
要約AI
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この記事を読めば、高配当株を割安で買え、配当をもらいつつ、将来的なキャピタルゲインも狙えるでしょう。

第1話:割安高配当株の選定基準

今回の選定基準
  • 2024年5月13日~5月17日の間に、決算か上方修正が発表された。
  • 利回り3%以上。
  • 10年以上減配・無配無し。
  • PERが過去平均より低く、適正価格よりも割安になっている。

 PERの過去平均は、株探のグラフ内平均PERで確認しました。

 2020年からの平均と、2023年からの平均を確認し、いずれも平均を下回っていれば、長期的にも短期的にも割安と判断しました。

 適正価格は直近予想のEPSと2023年からの平均PERから算出しています。

第2話:割安高配当株13選

しおり
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情報は古くなっている可能性があります。

最終的な確認や売買判断は、ご自身で行ってください。

(4752)昭和システムエンジニアリング

 昭和システムエンジニアリングは、入力業務から受託計算、ソフトウェア開発までを提供する一貫サービスを特色としています。

 特に、証券や生命保険・損害保険向けのシステム構築に強みを持っており、金融サービス業界におけるICTソリューションの提供者として位置づけられています。

 2024年5月13日に決算の発表があり、今期経常は1%増で11期連続最高益更新となっています。

昭和システムエンジニアリング

 この発表を受けて、PERは9.0倍となりました。

 2020年からの平均PERは9.47倍、2023年からの平均PERは9.86倍なので、割安と判断できます。

昭和システムエンジニアリング
昭和システムエンジニアリング

 売上高とEPSは右肩上がり。

 2025年の予想EPS153.8円と、直近の平均PER9.86倍から適正価格を計算すると、約1,516円になります。

昭和システムエンジニアリング

 配当金は1株当たり50円で、利回りは約3.73%です。

 配当性向は約33.1%で、2017年に減配しているように見えますが、これは記念配当があったためです。

 権利確定月は3月のみの一括配当です。

昭和システムエンジニアリング

(4783)NCD

 NCDは、システム開発・運用サービス・駐輪場管理システムの3つが経営の主要な柱となっています。

 また、駐輪場の運営事業も展開しています。

 2024年5月13日に決算の発表があり、今期経常は3%増で3期連続最高益、4円増配へとなっています。

NCD

 この発表を受けて、PERは8.6倍となりました。

 2020年からの平均PERは17.01倍、2023年からの平均PERは10.29倍なので、割安と判断できます。

NCD
NCD

 売上高とEPSは右肩上がり。

 2025年の予想EPS177.3円と、直近の平均PER10.29倍から適正価格を計算すると、約1,824円になります。

NCD

 配当金は1株当たり54円で、利回りは約3.36%です。

 配当性向は約29.3%で、増配傾向を続けています。

NCD

 権利確定月は3月と9月です。

NCD

(3924)ランドコンピュータ

 ランドコンピュータは、独立系のSIとして、コンサルティングからシステム導入、保守管理までを手がける企業です。

 特に金融系のシステムに強みを持ち、富士通が主要な顧客となっています。

 2024年5月14日に決算の発表があり、今期経常は9%増で4期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は実質増配となっています。

ランドコンピュータ

 この発表を受けて、PERは11.8倍となりました。

 2020年からの平均PERは14.41倍、2023年からの平均PERは13.42倍なので、割安と判断できます。

ランドコンピュータ
ランドコンピュータ

 売上高とEPSは右肩上がり。

 2025年の予想EPS70.6円と、直近の平均PER13.42倍から適正価格を計算すると、約947円になります。

ランドコンピュータ

 配当金は1株当たり36円で、利回りは約4.36%です。

 配当性向は約40.7%で、増配傾向を続けています。

ランドコンピュータ

 権利確定月は3月と9月です。

ランドコンピュータ

(4299)ハイマックス

 ハイマックスは、独立系のSIとして活動しています。

 主に金融・保険・流通・クレジットカード業界を対象としたシステム開発や情報システムの構築を手がけています。

 2024年5月14日に決算の発表があり、今期経常は3%増益、0.5円増配となっています。

ハイマックス

 この発表を受けて、PERは12.8倍となりました。

 2020年からの平均PERは15.03倍、2023年からの平均PERは14.13倍なので、割安と判断できます。

ハイマックス
ハイマックス

 売上高とEPSは右肩上がり。

 2025年の予想EPS105.5円と、直近の平均PER14.13倍から適正価格を計算すると、約1,491円になります。

ハイマックス

 配当金は1株当たり44円で、利回りは約3.25%です。

 配当性向は約42.7%で、増配傾向を続けています。

ハイマックス

 権利確定月は3月と9月です。

ハイマックス

(6670)MCJ

 MCJは、パソコン製造・販売を起点として事業を展開しています。

 特に『マウス』ブランドが主力となっており、その製品は多くのユーザーに認知されています。

 2024年5月14日に決算の発表があり、今期経常は5%増で2期連続最高益更新へ・1から3月期経常は9%増益となっています。

MCJ

 この発表を受けて、PERは10.0倍となりました。

 2020年からの平均PERは10.14倍、2023年からの平均PERは10.40倍なので、割安と判断できます。

MCJ
MCJ

 売上高とEPSは右肩上がり。

 2025年の予想EPS129.3円と、直近の平均PER10.40倍から適正価格を計算すると、約1,345円になります。

MCJ

 配当金は1株当たり50円で、利回りは約3.10%です。

 配当性向は約46.2%で、2025年は減配するように見えますが、これは記念配当があったためです。

MCJ

 権利確定月は3月のみの一括配当です。

MCJ

(7438)コンドーテック

 コンドーテックは、産業資材の大手企業で、足場吊りチェーンや結合金具などを主力商品としています。

 また、鉄構資材も取り扱っており、その商品は仕入れ販売が中心で、一部は自社で製造しています。

 2024年5月14日に決算の発表があり、今期経常は2%増で3期連続最高益、6円増配へとなっています。

コンドーテック

 この発表を受けて、PERは9.9倍となりました。

 2020年からの平均PERは10.64倍、2023年からの平均PERは10.47倍なので、割安と判断できます。

コンドーテック
コンドーテック

 売上高とEPSは右肩上がり。

 2025年の予想EPS129.2円と、直近の平均PER10.47倍から適正価格を計算すると、約1,353円になります。

コンドーテック

 配当金は1株当たり46円で、利回りは約3.55%です。

 配当性向は約31.2%で、12年連続増配を続けています。

コンドーテック

 権利確定月は3月と9月です。

コンドーテック

(8425)みずほリース

 みずほリースは、旧興銀系の企業で、2019年にみずほフィナンシャルグループの持分会社となりました。

 また、丸紅とも資本業務提携を行っており、持分会社にはリコーリースがあります。

 2024年5月14日に決算の発表があり、今期経常は8%増で3期連続最高益、前期配当を20円増額・今期は実質増配となっています。

みずほリース

 この発表を受けて、PERは6.9倍となりました。

 2020年からの平均PERは7.21倍、2023年からの平均PERは7.50倍なので、割安と判断できます。

みずほリース
みずほリース

 売上高とEPSは右肩上がり。

 2025年の予想EPS156.3円と、直近の平均PER7.50倍から適正価格を計算すると、約1,172円になります。

みずほリース

 配当金は1株当たり40円で、利回りは約3.69%です。

 配当性向は約26.5%で、23年連続増配を続けています。

みずほリース

 権利確定月は3月と9月です。

みずほリース

(8439)東京センチュリー

 東京センチュリーは、伊藤忠商事と旧第一勧業銀行の系列が合併して設立されたリース会社です。

 銀行色が薄く、経営に自由度があり、事業投資や海外展開を強化しています。

 2024年5月14日に決算の発表があり、今期経常は7%増で3期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は実質増配となっています。

東京センチュリー

 この発表を受けて、PERは9.1倍となりました。

 2020年からの平均PERは57.25倍、2023年からの平均PERは120.88倍なので、割安と判断できます。

要約AI
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ただし、数字が大きく変動しすぎていて、参考にはなりません。

東京センチュリー
東京センチュリー

 売上高とEPSは、右肩上がり。

 2025年の予想EPS163.4円と、2024年のみの平均PER11.03倍から適正価格を計算すると、約1,802円になります。

東京センチュリー

 配当金は1株当たり58円で、利回りは約3.82%です。

 配当性向は約35.3%で、増配傾向を続けています。

東京センチュリー

 権利確定月は3月と9月です。

東京センチュリー

(2374)セントケアHD

 セントケアホールHDは、訪問介護・入浴・通所介護を主体としたサービスを提供している企業です。

 また、訪問看護や看護小規模多機能型施設などの医療系サービスも育成しています。

 2024年5月15日に決算の発表があり、今期経常は4%増で2期連続最高益、2円増配となっています。

セントケアホールディングス

 この発表を受けて、PERは9.7倍となりました。

 2020年からの平均PERは11.80倍、2023年からの平均PERは10.74倍なので、割安と判断できます。

セントケアホールディングス
セントケアホールディングス

 売上高とEPSは右肩上がり。

 2025年の予想EPS86.4円と、直近の平均PER10.74倍から適正価格を計算すると、約928円になります。

セントケアホールディングス

 配当金は1株当たり27円で、利回りは約3.19%です。

 配当性向は約30.8%で、17年連続増配を続けています。

セントケアホールディングス

 権利確定月は3月のみの一括配当です。

セントケアホールディングス

(3076)あいHD

 あいHDは、防犯カメラシステムを主力とする企業で、その他にも紙・布カッティングマシン、病院向けカード発行機、建設設計などの事業も展開しています。

 2024年5月15日に決算の発表があり、今期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せとなっています。

あいホールディングス

 この発表を受けて、PERは7.4倍となりました。

 2020年からの平均PERは13.51倍、2023年からの平均PERは12.11倍なので、割安と判断できます。

あいホールディングス
あいホールディングス

 売上高とEPSは右肩上がり。

 2025年の予想EPS329.4円と、直近の平均PER12.11倍から適正価格を計算すると、約3,989円になります。

あいホールディングス

 配当金は1株当たり90円で、利回りは約3.67%です。

 配当性向は約46.0%で、増配を続けています。

あいホールディングス

 権利確定月は6月と12月です。

あいホールディングス

(8750)第一生命HD

 第一生命HDは、日本の大手生命保険会社で、約800万人の契約者を持つことで知られています。

 2024年5月15日に決算の発表があり、前期経常が上振れ着地・今期は4%増益、前期配当を7円増額・今期は9円増配となっています。

あいホールディングス

 この発表を受けて、PERは10.7倍となりました。

 2020年からの平均PERは11.31倍、2023年からの平均PERは11.03倍なので、割安と判断できます。

あいホールディングス
あいホールディングス

 売上高とEPSは右肩上がり。

 2025年の予想EPS341.7円と、直近の平均PER11.03倍から適正価格を計算すると、約3,769円になります。

あいホールディングス

 配当金は1株当たり122円で、利回りは約3.21%です。

 配当性向は約34.3%で、増配を続けています。

あいホールディングス

 権利確定月は3月と9月です。

あいホールディングス

(8795)T&D HD

 T&D HDは、生命保険持株会社として知られています。

 その特徴として、中小企業向けに強い「大同生命」、個人向けの主力である「太陽生命」が中核をなしています。

 2024年5月15日に決算の発表があり、今期経常は13%増益、10円増配となっています。

T&D HD

 この発表を受けて、PERは12.4倍となりました。

 2020年からの平均PERは38.03倍、2023年からの平均PERは14.36倍なので、割安と判断できます。

T&D HD
T&D HD

 売上高とEPSは右肩上がり。

 2025年の予想EPS196.2円と、直近の平均PER14.36倍から適正価格を計算すると、約2,817円になります。

T&D HD

 配当金は1株当たり80円で、利回りは約3.18%です。

 配当性向は約38.2%で、10年連続増配を続けています。

T&D HD

 権利確定月は3月と9月です。

T&D HD

(9989)サンドラッグ

 サンドラッグは、東京西部を地盤とするドラッグストアの大手企業です。

 ローコスト経営を特徴とし、西日本を中心にディスカウントストアを展開しています。

 2024年5月15日に決算の発表があり、今期経常は9%増で2期連続最高益、16円増配となっています。

サンドラッグ

 この発表を受けて、PERは15.7倍となりました。

 2020年からの平均PERは17.36倍、2023年からの平均PERは18.65倍なので、割安と判断できます。

サンドラッグ
サンドラッグ

 売上高とEPSは右肩上がり。

 2025年の予想EPS260.4円と、直近の平均PER18.65倍から適正価格を計算すると、約4,856円になります。

サンドラッグ

 配当金は1株当たり130円で、利回りは約3.24%です。

 配当性向は約45.8%で、23年連続増配を続けています。

サンドラッグ

 権利確定月は3月と9月です。

サンドラッグ

割安高配当株13選:まとめ

 各オススメ銘柄の利回りを列挙します。

証券コード銘柄名配当利回り
4752昭和システムエンジニアリング3.73%
4783NCD3.36%
3924ランドコンピュータ4.36%
4299ハイマックス3.25%
6670MCJ3.10%
7438コンドーテック3.55%
8425みずほリース3.69%
8439東京センチュリー3.82%
2374セントケアHD3.19%
3076あいHD3.67%
8750第一生命HD3.21%
8795T&Dホールディングス3.18%
9989サンドラッグ3.24%
2024年5月17日時点

 以上、割安かどうかはタイミング次第なので、チャンスを逃さないようにしましょう。

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SBI証券の場合、スマートアラートを設定しておけば、目標株価になった時に報せてもらえるので便利ですよ。

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