【暴落時でも強い】上昇トレンドを継続している割安高配当銘柄11選【9月権利確定】

暴落でも上昇トレンド継続中の割安高配当株 株式投資

 今回は、9月権利確定の割安高配当株のなかから、上昇トレンドを継続している銘柄を11ご紹介します。

しおり
しおり

市場全体が下落しているなかでも買われているのですね。

上昇トレンド継続中の割安高配当銘柄

今回の選定基準
  • 9月権利確定の銘柄
  • 上昇トレンドを継続している
  • 利回り3%以上
  • 過去10年平均PERより低い
  • 売上・EPSが右肩上がり
  • 10年以上減配・無配無し
  • 財務健全
  • 営業CFがプラス

 上昇トレンド中かどうかは、『株探』の各銘柄から、短期・中期・長期の株価トレンドが上向いているかどうかで判断しました。

要約AI
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ただし、情報は古くなっている可能性があります。

最終的な確認や売買判断は、ご自身でおこなってください。

(1925)大和ハウス工業

 大和ハウス工業は、戸建住宅・賃貸住宅・マンション・商業施設・事業施設・環境エネルギーなど、幅広い分野で事業を展開しています。

 環境エネルギー分野にも力を入れており、再生可能エネルギーの利用やエコ住宅の提供など、持続可能な社会の実現に貢献しています。

 株価トレンドは、目先・短期・中期・長期すべて上昇中です。

大和ハウス工業

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収減益予想。

 ROEは、10.4%で、ROAは、3.87%。

 営業利益率は、8.04%となっています。

大和ハウス工業

 PERは、11.20倍で、過去10年間の平均PERは、11.67倍。

 今期予想EPS406.28円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約4,741円と、長期的に割安と判断できます。

 10年の株価チャートで400日移動線を確認すると、超長期でも上昇トレンドであることがわかります。

大和ハウス工業

 財務状況は、自己資本比率が約37.%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は2.09兆円で、有利子負債比率は85.64%と、健全な範囲と言えます。

大和ハウス工業

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

大和ハウス工業

 配当金は、1株当たり145円で、15年連続増配を続けています。

 過去10年間の増配率は、約1.81倍。

 配当性向は、約31.3%で、利回りは約3.19%です。

大和ハウス工業

 配当方針については、同社ホームページより、連結当期純利益35%以上、かつ一株当たり配当金額の下限は145円となっています。

大和ハウス工業

 権利確定月は、3月と9月です。

大和ハウス工業

(2317)システナ

 システナは、モバイル端末向けや自動運転用のソフトウェア開発支援をおこなっています。

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 株価トレンドは、短期・中期・長期で上昇中です。

システナ

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 ROEは、18.98%で、ROAは、13.38%。

 営業利益率は、12.62%となっています。

システナ

 PERは、18.00倍で、過去10年間の平均PERは、25.93倍。

 今期予想EPS18.67円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約484円と、長期的に割安と判断できます。

 10年の株価チャートで400日移動線を確認すると、超長期では下落トレンドから反転しそうな状況であることがわかります。

システナ

 財務状況は、自己資本比率が約70.5%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は15.5億円で、有利子負債比率は4.07%と、健全と言えます。

システナ

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

システナ

 配当金は、1株当たり12円で、4年連続増配を続けています。

 過去10年間の増配率は、6倍。

 配当性向は、約53.6%で、利回りは約3.12%です。

システナ

 配当方針については、有価証券報告書より、安定配当の継続をベースとした上で、経営成績に応じた利益配分を行うとのことです。

システナ

 権利確定月は、3月と9月です。

システナ

(3817)SRA HD

 SRA HDは、金融、製造業向けのシステム開発に強みを持ち、海外展開も積極的に行っています。

 また、人工知能やクラウドコンピューティングなどの先端技術にも注力しています。

 株価トレンドは、短期・中期・長期が上昇中です。

SRA

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 ROEは、16.04%で、ROAは、10.37%。

 営業利益率は、14.75%となっています。

SRA

 PERは、11.80倍で、過去10年間の平均PERは、12.47倍。

 今期予想EPS364.12円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約4,541円と、長期的に割安と判断できます。

 10年の株価チャートで400日移動線を確認すると、超長期でも上昇トレンドであることがわかります。

SRA

 財務状況は、自己資本比率が約61.6%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は0.9億円で、有利子負債比率は0.31%と、健全と言えます。

SRA

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

SRA

 配当金は、1株当たり170円で、5年連続増配を続けています。

 過去10年間の増配率は、約2.43倍。

 配当性向は、約43.5%で、利回りは約3.95%です。

SRA

 配当方針については、有価証券報告書より、配当性向50%をめどとし、ROE10%以上を確保するとしています。

SRA

 権利確定月は、3月と9月です。

SRA

(4345)CTS

 CTSは、建設ICTの専門企業で、建設現場や技術者を支援するサービスを提供しています。

 株価トレンドは、短期・中期・長期が上昇中です。

SRA

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 ROEは、16.51%で、ROAは、12.24%。

 営業利益率は、25.00%となっています。

SRA

 PERは、17.50倍で、過去10年間の平均PERは、21.42倍。

 今期予想EPS47.65円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約1,021円と、長期的に割安と判断できます。

 10年の株価チャートで400日移動線を確認すると、超長期では横ばいとなっています。

SRA

 財務状況は、自己資本比率が約73.2%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債はなく、健全と言えます。

SRA

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

SRA

 配当金は、1株当たり25円で、13年連続増配を続けています。

 過去10年間の増配率は、約4.55倍。

 配当性向は、約51.3%で、利回りは約3.03%です。

SRA

 配当方針については、同社ホームページより、業績に連動する利益還元をおこなうとしています。

SRA

 権利確定月は、3月と9月です。

SRA

(4658)日本空調サービス

 日本空調サービスは、空調設備の設計、施工、保守管理をおこなっています。

 主にビルや工場、病院などの空調システムの設計・施工・メンテナンスを手掛けています。

 株価トレンドは、短期・中期・長期が上昇中です。

日本空調サービス

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 ROEは、11.7%で、ROAは、6.99%。

 営業利益率は、6.07%となっています。

日本空調サービス

 PERは、13.30倍で、過去10年間の平均PERは、14.74倍。

 今期予想EPS81.35円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約1,199円と、長期的に割安と判断できます。

 10年の株価チャートで400日移動線を確認すると、超長期でも上昇トレンドであることがわかります。

日本空調サービス

 財務状況は、自己資本比率が約55.5%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は17.1億円で、有利子負債比率は7.16%と、健全と言えます。

日本空調サービス

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

日本空調サービス

 配当金は、1株当たり40円で、2年連続増配を続けています。

 2022年は、特別配当13円50銭が含まれています。

 過去10年間の増配率は、約2.67倍。

 配当性向は、約49.1%で、利回りは約3.72%です。

日本空調サービス

 配当方針については、有価証券報告書より、下限を40円に設定し、連結配当性向50%程度としています。

日本空調サービス

 権利確定月は、3月と9月です。

日本空調サービス

(6436)アマノ

 アマノは、主に就業情報システムや駐車場管理システム、環境関連機器を提供しています。

 特に、タイムレコーダーや就業管理システムでは世界的に高いシェアを持っています。

 株価トレンドは、短期・中期・長期が上昇中です。

アマノ

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 ROEは、11.7%で、ROAは、7.92%。

 営業利益率は、13.13%となっています。

アマノ

 PERは、20.50倍で、過去10年間の平均PERは、19.83倍。

 今期予想EPS203.05円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約4,026円と、長期的にやや割高と判断できます。

 10年の株価チャートで400日移動線を確認すると、超長期でも上昇トレンドであることがわかります。

アマノ

 財務状況は、自己資本比率が約69.1%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は0.94億円で、有利子負債比率は0.07%と、健全と言えます。

アマノ

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

アマノ

 配当金は、1株当たり140円で、4年連続増配を続けています。

 過去10年間の増配率は、約2.92倍。

 配当性向は、約74.5%で、利回りは約3.35%です。

アマノ

 配当方針については、有価証券報告書より、連結配当性向40%以上、純資産配当率2.5%以上、総還元性向55%以上としています。

アマノ

 権利確定月は、3月と9月です。

アマノ

(7367)セルム

 セルムは、主に人材育成や、組織開発のコンサルティングサービスを提供しています。

 株価トレンドは、短期・中期・長期が上昇中です。

セルム

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 ROEは、25.73%で、ROAは、16.59%。

 営業利益率は、13.74%となっています。

セルム

 PERは、11.20倍で、2021年4月上場以来の平均PERは、18.25倍。

 今期予想EPS63.82円と、過去平均PERから計算すると、適正価格は約1,165円と、長期的に割安と判断できます。

 10年の株価チャートで400日移動線を確認すると、超長期でも上昇トレンドであることがわかります。

セルム

 財務状況は、自己資本比率が約62.4%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は5.61億円で、有利子負債比率は18.47%と、健全と言えます。

セルム

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

セルム

 配当金は、1株当たり13円で、4年連続増配を続けています。

 過去3年間の増配率は、約2.89倍。

 配当性向は、約34.9%で、利回りは約3.47%です。

セルム

 配当方針については、有価証券報告書より、配当性向30%から35%程度としています。

 さらに来期以降は、配当性向35%から40%程度となります。

 配当性向が上がるとなると、増配が期待できますね。

セルム

 権利確定月は、3月と9月です。

セルム

(8059)第一実業

 第一実業は、エンジニアリング商社として知られており、化学プラントやリチウムイオン電池製造装置・半導体・実装機など幅広い分野で事業を展開しています。

 株価トレンドは、短期・中期・長期が上昇中です。

セルム

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収予想。

 ROEは、9.86%で、ROAは、3.78%。

 営業利益率は、5.00%となっています。

セルム

 PERは、10.40倍で、過去10年間の平均PERは、10.24倍。

 今期予想EPS230.16円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約2,357円と、長期的にやや割高と判断できます。

 10年の株価チャートで400日移動線を確認すると、超長期でも上昇トレンドであることがわかります。

セルム

 財務状況は、自己資本比率が約37.8%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は69.1億円で、有利子負債比率は9.42%と、健全と言えます。

セルム

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがマイナスとなっていますが、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

セルム

 配当金は、1株当たり72円で、4年連続増配を続けています。

 過去10年間の増配率は、約2.54倍。

 配当性向は、約30.1%で、利回りは約3.02%です。

セルム

 配当方針については、有価証券報告書より、業績に応じた適正な配当を実施するとしています。

セルム

 権利確定月は、3月と9月です。

セルム

(8439)東京センチュリー

 東京センチュリーは、リース業務を中心に多岐にわたる金融サービスを提供し、国内外での事業展開を強化しています。

 株価トレンドは、目先・短期・中期・長期すべて上昇中です。

東京センチュリー

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増益予想。

 ROEは、8.48%で、ROAは、1.20%。

 営業利益率は、未定となっています。

東京センチュリー

 PERは、10.60倍で、過去10年間の平均PERは、31.02倍。

 今期予想EPS163.35円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約5,067円と、長期的に割安と判断できます。

 10年の株価チャートで400日移動線を確認すると、超長期に緩やかな上昇トレンドであることがわかります。

東京センチュリー

 財務状況は、自己資本比率が約13.5%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は4.73兆円で、有利子負債比率は542.71%ですが、リース業界は多額の資産が必要となるため、比率が高くなります。

東京センチュリー

 同業他社の有利子負債比率は、(8593)三菱HCキャピタルが467.22%、(8424)芙蓉総合リースが615.51%なので平均的と言えます。

三菱HCC
芙蓉総合リース

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがマイナスとなっていますが、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

東京センチュリー

 配当金は、1株当たり58円で、2年連続増配を続けています。

 過去10年間の増配率は、約2.90倍。

 配当性向は、約35.3%で、利回りは約3.33%です。

東京センチュリー

 配当方針については、有価証券報告書より、累進配当を基本としつつ、配当性向は35%程度としています。

東京センチュリー

 権利確定月は、3月と9月です。

東京センチュリー

(9799)旭情報サービス

 旭情報サービスは、独立系情報サービス会社です。

 顧客企業のネットワークシステムの構築や運用において、技術者を派遣するサービスを提供しています。

 株価トレンドは、目先・短期・中期・長期すべて上昇中です。

旭情報サービス

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 ROEは、9.86%で、ROAは、7.99%。

 営業利益率は、9.87%となっています。

旭情報サービス

 PERは、11.50倍で、過去10年間の平均PERは、12.66倍。

 今期予想EPS138.57円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約1,754円と、長期的に割安と判断できます。

 10年の株価チャートで400日移動線を確認すると、超長期でも上昇トレンドであることがわかります。

旭情報サービス

 財務状況は、自己資本比率が約78.7%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は2.10億円で、有利子負債比率は1.91%と、健全と言えます。

旭情報サービス

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

旭情報サービス

 配当金は、1株当たり28円で、増配傾向を続けています。

 過去10年間の増配率は、約1.87倍。

 配当性向は、約40.6%で、利回りは約3.51%です。

旭情報サービス

 配当方針については、有価証券報告書より、配当性向40%としています。

旭情報サービス

 権利確定月は、3月と9月です。

旭情報サービス

(9989)サンドラッグ

 サンドラッグは、東京西部を基盤とする大手ドラッグストアチェーンです。

 ローコスト経営を特徴としており、西日本を中心にディスカウントストアも展開しています。

 株価トレンドは、目先・短期・中期・長期すべて上昇中です。

サンドラッグ

 売上高とEPSは右肩上がりで、今期は増収増益で過去最高益予想。

 ROEは、12.0%で、ROAは、7.32%。

 営業利益率は、5.75%となっています。

サンドラッグ

 PERは、16.30倍で、過去10年間の平均PERは、18.62倍。

 今期予想EPS260.36円と、過去10年間の平均PERから計算すると、適正価格は約4,848円と、長期的に割安と判断できます。

 10年の株価チャートで400日移動線を確認すると、超長期には横ばいとなっています。

サンドラッグ

 財務状況は、自己資本比率が約60.2%で、利益剰余金は右肩上がり。

 有利子負債は350億円で、有利子負債比率は13.83%と、健全と言えます。

サンドラッグ

 キャッシュフローは、営業キャッシュフローがプラスで、現金が積み上がっているため、キャッシュリッチと言えます。

サンドラッグ

 配当金は、1株当たり130円で、23年連続増配を続けています。

 過去10年間の増配率は、約4.33倍。

 配当性向は、約45.8%で、利回りは約3.07%です。

サンドラッグ

 配当方針については、有価証券報告書より、配当性向50%としています。

サンドラッグ

 権利確定月は、3月と9月です。

サンドラッグ

上昇トレンド継続中の割安高配当株:まとめ

 各おすすめ銘柄の利回りを列挙します。

証券コード銘柄名配当利回り
1925大和ハウス工業3.19%
2317システナ3.12%
3817SRAホールディングス3.95%
4345CTS3.03%
4658日本空調サービス3.71%
6436アマノ3.35%
7367セルム3.47%
8059第一実業3.02%
8439東京センチュリー3.33%
9799旭情報サービス3.51%
9989サンドラッグ3.07%
2024年9月9日時点

 9月の権利付最終売買日は、9月26日(木)です。

 以上、足元の相場では下落が続いていますが、今は売買するタイミングではなく、セリクラが形成されるタイミングをうかがうときです。

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セリングクライマックス時は出来高が急増するので、その時まで監視を続けましょう。

セリングクライマックス
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