【８月権利確定】高配当銘柄6選(利回り3%超)【2024年最新版】

　今回は、８月権利確定の高配当銘柄を6銘柄ご紹介します。

　この記事を読めば、８月の配当取りに向けて高配当株を仕込めるでしょう。

８月権利確定の高配当株6選

(3050)DCM HD

　DCM HDは、ホームセンター業界で2位の地位を占めています。

『DCM』『ホダカ』『ニコット』を展開しており、傘下には『ケーヨー』も含まれます。

　配当政策は、安定的かつ継続的な配当を基本方針としています。

　株主への利益還元を重視し、業績に応じた適切な配当を行うことを目指しています。

　配当金は１株当たり44円で、利回りは約3.14%です。

　配当性向は約26.3%。

　10年連続増配を続けており、10年間の増配率は2.09倍です。

　営業収益とEPSは右肩上がり。

　株価チャートは右肩上がりとなっています。

　2025年の予想EPS144.92円と、10年間の平均PER10.49倍から計算すると、適正価格は約1,520円と、現状は割安水準にあります。

　権利確定月は２月と８月です。

(3333)あさひ

　あさひは、日本最大手の自転車専門小売企業です。

　大型自転車専門店を郊外に展開し、関東を中心に全国で店舗網を広げています。

　自社ブランド(PB)商品の比率が約50%を占めており、これが競争力の一つとなっています。

　配当政策は、配当性向35％を目安に継続的な配当を行うことを基本方針としています。

　配当金は１株当たり50円で、利回りは約3.35%です。

　配当性向は約37.7%。

　増配傾向を続けており、10年間の増配率は3.57倍です。

　売上高とEPSは右肩上がり。

　株価チャートは横ばいとなっています。

　2025年の予想EPS141.34円と、10年間の平均PER13.21倍から計算すると、適正価格は約1,867円と、現状は割安水準にあります。

　権利確定月は２月と８月です。

(4432)ウィングアーク1st

　ウィングアーク1stは、帳票・文書管理ソフトウェアの開発と企業内データ活用支援に特化しています。

　特に、企業が内部データを効果的に活用するためのソリューションを提供しています。

　配当政策は、2023年10月に配当方針を見直し、従来の『連結配当性向30％程度』から『総還元性向50％程度』へ変更しました。

　これにより、配当金だけでなく、自社株買いなどを含めた総還元額を増やす方針を示しています。

　配当金は１株当たり84円で、利回りは約3.22%です。

　配当性向は約50.2%。

　2021年３月の上場以来４年連続増配を続けており、その間の増配率は3.50倍です。

　収益とEPSは右肩上がり。

　株価チャートは右肩上がりとなっています。

　2025年の予想EPS168.36円と、上場からの平均PER17.92倍から計算すると、適正価格は約3,017円と、現状は割安水準にあります。

　権利確定月は２月と８月です。

(7811)中本パックス

　中本パックスは、グラビア印刷を中心にラミネートやコーティング事業を展開している企業です。

　特に食品包装、IT・工業材、医療分野に強みを持っています。

　配当政策は、安定した配当を継続することを基本方針としています。

　配当金は１株当たり64円で、利回りは約3.86%です。

　配当性向は約48.3%。

　増配傾向を続けており、10年間の増配率は2.04倍です。

　売上高とEPSは右肩上がり。

　株価チャートは横ばいとなっています。

　2025年の予想EPS177.38円と、10年間の平均PER11.87倍から計算すると、適正価格は約2,105円と、現状は割安水準にあります。

　権利確定月は２月と８月です。

(8931)和田興産

　和田興産は、独立系のマンション開発会社で、主に『ワコーレ』ブランドで知られています。

　姫路から阪神間を中心に事業を展開しており、賃貸事業も併営しています。

　配当政策は、株主への還元を重視し、安定した配当の継続を基本方針としています。

　配当金は１株当たり65円で、利回りは約4.36%です。

　配当性向は約25.2%。

　15年連続増配を続けており、10年間の増配率は2.09倍です。

　営業収益とEPSは右肩上がり。

　株価チャートは右肩上がりとなっています。

　2025年の予想EPS246.46円と、2020年からの平均PER5.61倍から計算すると、適正価格は約1,382円と、現状は割高水準にあります。

　権利確定月は２月と８月です。

(9414)日本BS放送

　日本BS放送は、ビックカメラの傘下にある放送局で、無料のBS11チャンネルを運営しています。

　配当政策は、株主還元を重視しており、配当性向を40％程度とする方針を掲げています。

　配当金は１株当たり30円で、利回りは約3.23%です。

　配当性向は約33.4%。

　増配傾向を続けており、10年間の増配率は2.00倍です。

　売上高は右肩上がりで、EPSは横ばい。

　株価チャートは、底値付近で横ばいとなっています。

　2025年の予想EPS73.98円と、10年間の平均PER14.81倍から計算すると、適正価格は約1,095円と、現状は割安水準にあります。

　権利確定月は８月のみの一括配当です。

８月権利確定の高配当銘柄：まとめ

　各オススメ銘柄の利回りを列挙します。

証券コード	銘柄名	配当利回り	配当性向	増配率 (過去10年間)
3050	DCM HD	3.14%	26.3%	2.09倍
3333	あさひ	3.35%	37.7%	3.57倍
4432	ウィングアーク1st	3.22%	50.2%	3.50倍
7811	中本パックス	3.86%	48.3%	2.04倍
8931	和田興産	4.36%	25.2%	2.09倍
9414	日本BS放送	3.23%	33.4%	2.00倍

　以上、８月権利確定で買いたい高配当銘柄になります。

　８月の権利付最終売買日は８月28日(水)です。

HOMEへ戻る