新NISAでつくる毎月配当ポートフォリオ【高配当利回り12銘柄】

毎月配当高配当株とREIT 株式投資

 今回は、新NISAで毎月配当を得るために、高配当・高利回りの12銘柄を使ったポートフォリオをご紹介します。

しおり
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働かなくても毎月安定した不労所得になりますね。

今回の話題
  • 毎月配当銘柄の選定基準。
  • 毎月配当銘柄12選。
  • ポートフォリオの作成例。
要約AI
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この記事を読めば、毎月安定した配当をもらい続けることができるでしょう。

第1話:割安高配当株の選定基準

今回の選定基準
  • 利回り3%以上。
  • 業績・配当・株価が安定している。
  • REITも組み入れる。
  • 各月2銘柄ずつ組み入れる。
REITを組み入れる理由
  • 4月・5月・10月・11月に良い株が見つからないため。
  • 株より利回りが高いため、パフォーマンスを上げられるため。
  • 資産クラスを増やすことでリスク分散が期待できるため。

 ただし、株の累進配当や連続増配銘柄のように、毎年分配金が増えるといったことは期待できません。

 各月2銘柄ずつ組み入れる理由は、銘柄の分散を意識してのことです。

第2話:毎月配当銘柄12選

 それでは各銘柄を紹介します。

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ただし、情報は古くなっている可能性があります。

最終的な確認や売買判断は、ご自身で行ってください。

(1928)積水ハウス

 積水ハウスは、日本の大手ハウスメーカーで、戸建て住宅から賃貸住宅、マンションなど幅広い住宅展開を行っています。

 また、国内外で不動産開発も行っており、その事業領域は多岐にわたります。

 売上とEPSは右肩上がりとなっています。

 株価チャートは右肩上がりとなっています。

 2025年の予想EPS313.3円と、2020年からの平均PER10.37倍から適正価格を計算すると、約3,249円になります。

 配当金は1株当たり125円で、利回りは約3.53%です。

 配当性向は約39.8%で、13年連続増配を続けています。

 権利確定月は1月と7月です。

(2163)アルトナー

 アルトナーは、技術者派遣の古参として知られています。

 主に機械、電気・電子、ソフトウェアの設計開発を中心に事業を展開しており、人材紹介にも進出しています。

 売上とEPSは右肩上がりとなっています。

 株価チャートは右肩上がりとなっています。

 2025年の予想EPS110.9円と、2020年からの平均PER15.28倍から適正価格を計算すると、約1,695円になります。

 配当金は1株当たり80円で、利回りは約3.73%です。

 配当性向は約75.8%で、11年連続増配を続けています。

 権利確定月は1月と7月です。

(3050)DCMホールディングス

 DCMホールディングスは、ホームセンター業界で2位の地位を占めています。

 売上とEPSは右肩上がりとなっています。

 株価チャートは右肩上がりとなっています。

 2025年の予想EPS145.0円と、2020年からの平均PER9.28倍から適正価格を計算すると、約1,346円になります。

 配当金は1株当たり44円で、利回りは約3.07%です。

 配当性向は約26.3%で、10年連続増配を続けています。

 権利確定月は2月と8月です。

(8931)和田興産

 和田興産は、兵庫県神戸市を中心に活動する独立系のマンション開発会社です。

 『ワコーレ』の商標で知られ、姫路から阪神間を主な事業地域としています。

 また、賃貸住宅の企画・管理も行っており、販売は外部に委託しています。

 売上とEPSは右肩上がりとなっています。

 株価チャートは右肩上がりとなっています。

 2025年の予想EPS246.5円と、2020年からの平均PER5.28倍から適正価格を計算すると、約1,302円になります。

 配当金は1株当たり65円で、利回りは約4.61%です。

 配当性向は約25.2%で、15年連続増配を続けています。

 権利確定月は2月と8月です。

(8593)三菱HCキャピタル

 三菱HCキャピタルは、三菱UFJグループの一員であり、2021年4月に日立キャピタルと統合されました。

 この統合により、リース業界で首位級の地位を確立しており、M&Aを通じて海外展開を加速しています。

 売上とEPSは右肩上がりとなっています。

 株価チャートは右肩上がりとなっています。

 2025年の予想EPS94.1円と、2020年からの平均PER9.52倍から適正価格を計算すると、約896円になります。

 配当金は1株当たり40円で、利回りは約3.89%です。

 配当性向は約42.9%で、26年連続増配を続けています。

 権利確定月は3月と9月です。

(8098)稲畑産業

 稲畑産業は、化学専門商社であり、住友化学系に属していますが、稲畑オーナーの色合いも持っています。

 主要な事業は情報電子と合成樹脂で、アジア全域で展開しています。

 売上とEPSは、右肩上がりとなっています。

 株価チャートは右肩上がりとなっています。

 2025年の予想EPS307.8円と、2020年からの平均PER7.42倍から適正価格を計算すると、約2,284円になります。

 配当金は1株当たり125円で、利回りは約3.83%です。

 配当性向は約33.1%で、7年連続増配を続けています。

 権利確定月は3月と9月です。

(3451)トーセイ・リート投資法人

 トーセイ・リート投資法人は、トーセイをスポンサーとし、東京経済圏の中小規模オフィス、商業施設に投資しています。

 2024年1月30日時点で、保有物件数は62物件で、取得価格合計は827億円です。

 2024年3月31日時点で、稼働率は97.3%です。

 JCRによる格付けは『A』安定的となっています。

 売上は右肩上がりで、修正1株益は横ばいとなっています。

 分配金は右肩上がりで、利回りは5.24%となっています。

 NAVは0.93と1倍を割れており、割安といえます。

 権利確定月は4月と10月です。

(8956)NTT都市開発リート投資法人

 NTT都市開発リート投資法人は、NTT都市開発をスポンサーとし、都心中心のオフィス、住宅を中心に投資しています。

 2024年4月30日時点で、保有物件数は62物件で、取得価格合計は3,072億円です。

 2024年3月31日時点で、稼働率は96.8%です。

 JCRによる格付けは『AA』安定的となっています。

 売上は右肩上がりで、修正1株益は横ばいとなっています。

 分配金は右肩上がりで、利回りは4.43%となっています。

 NAVは0.86と1倍を割れており、割安といえます。

 権利確定月は4月と10月です。

(8966)平和不動産リート投資法人

 平和不動産リート投資法人は、平和不動産をスポンサーとし、主に東京都区部を中心とするオフィスやレジデンスに投資しています。

 2024年4月30日時点で、保有物件数は127物件で、取得価格合計は2,309億円です。

 2024年4月30日時点で、稼働率は97.36%です。

 JCRによる格付けは『AA-』安定的となっています。

 売上や修正1株益は、右肩上がりとなっています。

 分配金は15期連続で増加し、利回りは4.77%となっています。

 NAVは0.97と1倍を割れており、割安といえます。

 権利確定月は5月と11月です。

(3283)日本プロロジスリート投資法人

 日本プロロジスリート投資法人は、プロロジス・グループをスポンサーとし、国際的な大手物流施設の開発および運営に特化しています。

 2023年11月30日時点で、所有物件数は59物件で、取得価格の合計は9,167億円。

 2024年3月31日時点で、稼働率は98.6%です。

 JCRによる格付けは『AA+』安定的となっています。

 売上は右肩上がりで、修正1株益は横ばいとなっています。

 分配金は右肩上がりで、利回りは4.00%となっています。

 NAVは0.88と1倍を割れており、割安といえます。

 権利確定月は5月と11月です。

(3076)あいホールディングス

 あいホールディングスは、防犯カメラシステムを主力とする企業で、その他にも紙・布カッティングマシン、病院向けカード発行機、建設設計などの事業も展開しています。

 売上とEPSは右肩上がりとなっています。

 株価チャートは右肩上がりとなっています。

 2025年の予想EPS329.4円と、2020年からの平均PER13.49倍から適正価格を計算すると、約4,444円になります。

 配当金は1株当たり90円で、利回りは約3.67%です。

 配当性向は約46.0%で、3年連続増配を続けています。

 権利確定月は6月と12月です。

(3003)ヒューリック

 ヒューリックは、不動産関連の事業を中心に展開している企業です。

 旧富士銀行の銀行店舗ビル管理からスタートし、都区内の駅近接ビルを中心に、好物件を所有しており、物件多角化を進めています。

 売上とEPSは、右肩上がりとなっています。

 株価チャートは右肩上がりとなっています。

 2025年の予想EPS128.8円と、2020年からの平均PER11.88倍から適正価格を計算すると、約1,530円になります。

 配当金は1株当たり52円で、利回りは約3.46%です。

 配当性向は約40.2%で、12年連続増配を続けています。

 権利確定月は6月と12月です。

第3話:ポートフォリオの作成例

 先に紹介した12銘柄でつくったポートフォリオの一例です。

前提条件
  • 新NISAの成長投資枠で、年間非課税枠の最大240万円分を投資した場合を想定。
  • 各月・各銘柄の投資金額は約20万円前後。
  • 株は単元未満で購入。
  • REITも1口から購入。
  • 価格と利回りは、2024年5月17日時点で計算。

 結果、配当や分配金は毎月、およそ7,400円から8,900円くらいになりました。

 新NISAなら非課税で受け取れるので、この額面がそのまま利益になります。

 平均利回りは約3.96%です。

しおり
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やはりREITを組み入れると利回りが上がりますね。

要約AI
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株は増配傾向が強い銘柄を選んでいるので、長期的に利回りも上がっていくでしょう。

 以上、各銘柄への投資額は、好みに合わせて適宜修正してください。

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本記事の内容は、youtubeでも視聴することができます。

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