【永久保有株】新NISAで買いたい日本の高配当株5選【業種:情報通信編】

永久保有株高配当株情報通信業 株式投資

 今回は、新NISAで永久保有したい日本の高配当株のうち、情報通信業から5銘柄ご紹介します。

 永久保有株とは、一生涯持ち続けることを意味します。

 長期的に見て割安な指標で購入でき、高い確率でリターンを期待できると考えられます。

今回の話題
  • 永久保有株の選定基準。
  • オススメの永久保有高配当株5選(業種:情報通信業)。

 本記事を読めば、非課税で高い分配金を半永久的に受け取り続けることができるでしょう。

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第1話:永久保有株の選定基準

今回の選定基準
  • 業種が情報通信業。
  • 利回り3%以上。
  • 累進配当か10年以上無配・減配無し。
  • 5年チャートで右肩上がり。
情報通信業に絞った理由
  • 市場での優位性。
    情報通信セクターは、技術革新が進む分野であり、市場での優位性を持つ企業が多いです。
  • 組織力と増配実績。
    例えばNTTのような企業は、組織力が高く、12期連続で増配しているなど、株主還元に積極的な姿勢を示しています。
    そして、長期的な視点で見ると、配当再投資を行うことで、複利効果により資産が増加します。
  • 将来の技術進歩への寄与。
    情報通信セクターは、6Gのような次世代技術の開発にも関与しており、これらの進歩はさまざまな分野に寄与することが期待されています。

 以上の理由により、情報通信業は配当が安定しており、かつ将来的な成長が見込めるため、永久保有に値すると考えられます。

 次に、利回りは、ここでは3%以上を高配当株と定義します。

 また、累進配当を宣言している企業か、そうでなくても過去の実績から減配・無配の企業も選んでいます。

 あとは、企業の成長に合わせて株価も伸びている企業を選びました。

 新NISAの成長投資枠で買う場合は、年間の非課税枠の上限が240万円までと決まっているため、どの銘柄に投資するべきかしっかりと厳選し、購入タイミングも割安かどうか見極めましょう。

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業績や分配金の推移などは『IR BANK』が見やすいですよ。

第2話:オススメの永久保有高配当株5選(業種:情報通信業)

 とはいえ、忙しい人のために代わりに調べておきましたので、これから紹介するオススメの優良銘柄を参考にしてください。

要約AI
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ただし、情報は古くなっている可能性があります。
最終的な確認や売買判断は、ご自身で行ってください。

(3834)朝日ネット

 朝日ネットは、独立系の大手インターネットサービスプロバイダで、ASAHIネットの運営をおこなっています。

 また、大学向けの教育支援サービス「マナバ」も提供しています。

 ISP光とIPv6サービスが堅調で、期間中にネットワークの原価が大幅に減少しました。

 ただし、マナバは想定よりも不振で、営業利益の微増にとどまりました。

 2025年3月期には、前期のISP価格の値上げが完全に寄与し、IPv6は帯域を拡大します。

 ISP光は、若年層のeスポーツ市場の需要を取り込むことに焦点を当てています。

 学生向けの大会を協賛することで、ブランドの認知を拡大しています。

 また、NTTと共同で地方法人への深耕を進めています。

 売上とEPSは右肩上がり。

 PERは13.26倍と、平年より割安となっています。

 配当金は1株当たり23円で、利回りは約3.56%です。

 配当性向は約49.0%で、増配傾向にあります。

 株価チャートは底値付近でゴールデンクロスしています。

 権利確定月は3月と9月です。

(4832)JFE-SI

 JFE-SIは、情報システムの構築と運用を主な事業としている企業です。

 川崎製鉄所のシステム部門として設立され、現在ではJFEスチール向けの業務が全体の約40%を占めています。

 親会社であるJFEスチール向けの事業が継続して伸びており、一般市場向けでは電子帳票の需要が予想を超える成長を見せています。

 また、2025年3月期には製鉄所システムの更新が高水準で進んでおり、電子帳票の成長は鈍化しているものの、食品管理製品やDX支援が堅調な業績を維持しています。

 拡販戦略としては、SCM(供給連鎖管理)システムを自動車業界に導入した実績を基に、半導体や流通業界への展開を図っています。

 売上とEPSは右肩上がり。

 PERは12.45倍と、平年よりやや割高となっています。

 配当金は1株当たり118円で、利回りは約3.07%です。

 配当性向は約35.2%で、増配傾向にあります。

 株価チャートは右肩上がり。

 権利確定月は3月と9月です。

(9433)KDDI

 KDDIは、携帯電話や光回線などの通信サービスを提供する日本の大手企業です。

 非通信分野への拡大を図り、ライフデザイン企業への転換を模索しています。

 通信部門は楽天とのローミング収入の減少が影響していますが、住宅ローンなどの金融サービスや法人向けサービスが好調で、連続して最高純益を更新しています。

 また、KDDIは大きな戦略的投資を行っており、ローソン株を三菱商事と共に50%取得するためのTOB(株式公開買い付け)を4月に開始しました。

 この取得が成立すれば、下期からローソンを持分法適用会社として連結し、DXを通じて価値を向上させる計画です。

 さらに、子会社のソラコムは東京証券取引所のグロース市場に上場しています。

 売上とEPSは右肩上がり。

 PERは13.19倍と、平年並みとなっています。

 配当金は1株当たり140円で、利回りは約3.20%です。

 配当性向は約43.5%で、10年連続増配を続けています。

 株価チャートは右肩上がり。

 権利確定月は3月と9月です。

(9434)ソフトバンク

 ソフトバンクは、『ソフトバンク』や『ワイモバイル』ブランドで知られる通信会社です。

 通信事業以外にも、ヤフー・ZOZO・ペイペイなどの非通信分野を強化しています。

 ペイペイの再評価益が2948億円剥落しましたが、通信収入の回復やECの費用削減が想定を超えたため、営業減益幅が縮小しました。

 2025年3月期には、通信事業が単価上昇により伸び、法人やECが堅調に推移します。

 日本語に特化した大規模言語モデルを2024年内に開発し、提供を開始する予定です。

 また、2月からは決済サービスのペイペイがアプリを通じて通信サービスとの連携を開始しています。

 売上は右肩上がりで、EPSは横ばい。

 PERは19.04倍と、平年より割高となっています。

 配当金は1株当たり86円で、利回りは約4.60%です。

 配当性向は約76.4%で、配当を維持し続けています。

 株価チャートは右肩上がり。

 権利確定月は3月と9月です。

(9436)沖縄セルラー

 沖縄セルラーは、KDDIの傘下にある総合通信会社で、沖縄県内での携帯電話市場シェアは約50%と圧倒的な地位を占めています。

 固定通信サービスと組み合わせることで、顧客基盤の拡大を図っています。

 通信事業は顧客単価と契約数の増加により堅調に推移しており、電力小売り事業も採算性の改善が見られます。

 2025年3月期には通信事業の継続的な成長に加え、電力や光ファイバーの拡販が利益に寄与しています。

 石垣市は災害時の通信手段として、沖縄セルラーの衛星通信サービス「スターリンク」を導入する予定です。

 これは自治体向けとしては初の事例であり、今後の展開が期待されています。

 売上とEPSは右肩上がり。

 PERは14.12倍と、平年よりやや割高となっています。

 配当金は1株当たり110円で、利回りは約3.13%です。

 配当性向は約43.0%で、10年連続増配を続けています。

 株価チャートは右肩上がり。

 権利確定月は3月と9月です。

永久保有株5選(情報通信業):まとめ

 各オススメ銘柄の利回りを列挙します。

証券コード銘柄名配当利回り
3834朝日ネット3.56%
4832JFE-SI3.07%
9433KDDI3.20%
9434ソフトバンク4.60%
9436沖縄セルラー3.13%
2024年4月10日時点

 以上、これらは長く持ち続ければ、金の成る大木に育ってくれるでしょう。

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あなたもオススメの永久保有株があれば、ぜひコメントで教えてくださいね。

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